「いいことがあったから、聞いてほしくて」。

そう言って、わざわざお店まで足を運んでくださるお客様がいます。
彩石屋 京橋店にとって、これほどうれしいご来店はありません。今日はそんな、ある日の店頭の出来事のお話です。

「念願が叶いました」というご報告

ルチルクォーツを一連で求めてくださったお客様が、報告に来てくださいました。

「思いがけない収入があって、そのお金で、ずっと叶えたかった念願を叶えられたんです」

しかも今回が初めてではなく、「またまた、です」と笑いながら。
長くあたためてきた願いがかたちになった瞬間の話を、ご本人の声で聞かせていただけるのは、この仕事のいちばんの役得だと思っています。

叶えたのは、石ではなくご本人

ここで、正直にお伝えしたいことがあります。
わたしたちは「石が願いを叶えた」とは考えていません。

思いがけないお金が入ること自体は、誰の人生にも時々起きます。大事なのは、そのあと。
「これを念願のために使おう」と決めて、後回しにせずに動いたのは、まぎれもなくご本人です。

石にできるのは、その決断の背中をそっと押すこと。
手元で揺れるたびに「わたしには叶えたいことがある」と思い出させてくれる、お守りの役目です。

ルチルクォーツという石

ルチルクォーツは、透明な水晶の中に、金色の針のような鉱物(ルチル)が走る石です。
一本一本の針の入り方が違うため、世界にふたつと同じものがありません。

その金の線が「進みたい方向を指す」姿に重ねられ、古くから、目標に向かう人のお守りとして親しまれてきました。
願いごとのある方が手に取られることの多い石です。

まとめ——報告が届く店でありたい

願いは、口に出して誰かに預けておくと、忘れにくくなります。
そして叶ったとき、報告できる相手がいると、喜びは倍になります。

わたしたちは、石をお渡しして終わりのお店ではなく、その後の「聞いてほしくて」を受け取る店でありたいと思っています。
あなたの念願も、いつか聞かせてください。道は、これからいくらでも拓けていきます。