「これって、どのくらいでいいことが起こるんですか?」
初めてご来店くださったお客様が、お帰りぎわに少し照れくさそうに聞いてくださいました。オーダーブレスレットを作り終えた、その日のことです。
かわいらしくて、そして、とても正直な質問だと思います。今日はそのとき京橋のお店で考えたことを、すこし丁寧にお話しさせてください。
2日後に届いた「絶好調です」
そのとき、わたしたちは「早い方は、本当に早いですよ」とお答えしました。
すると2日ほどして、LINEにメッセージが届きました。
「ブレスレット着けて、ほんと絶好調です」
作成からたった2日。くわしい内容までは伺っていませんが、お仕事まわりでうれしい変化があったそうです。よかったですね、と画面の前で一緒に喜びました。
石が、いいことを運んでくるわけではない
ここで、正直にお伝えしたいことがあります。
ブレスレットそのものが、いいことを運んでくるわけではありません。そう言ってしまったら、嘘になります。
では、なぜ「早い方は早い」のか。
わたしたちはこう考えています。お店の扉を開けて、自分のための一本を作ると決めた。その時点で、その方はもう動き出しているのだと。
「作った日」は「決めた日」
オーダーブレスレットを作りに来てくださる方は、たいてい何かの節目に立っています。
仕事のこと、人との関わりのこと、これからの自分のこと。
胸の中のもやもやを言葉にして、石を選んで、手首に巻く。それは「ここから向き合っていく」と自分に宣言する、小さな区切りの時間です。
決めた人は、表情が変わります。表情が変われば、まわりの反応も変わります。変化の早い方は、きっとご自身のエンジンがすでにかかっていた方なのだと思います。
手首の一本は、思い出すための合図
だから、「いつ起こりますか?」へのいちばん正直な答えは、こうなります。
「あなたが動き出した日から、もう始まっていますよ」
石は、その歩みにそっと寄り添うお守りです。ふと手首に目が落ちるたび、「わたし、決めたんだった」と思い出す合図になってくれます。
そして、絶好調の知らせをわざわざ送ってくださること。京橋のお店にとって、それがいちばんのごちそうです。今度はぜひ、お顔を見せながら聞かせてくださいね。
